小松表・小松イ草の使用事例
石川県金沢市にある兼六園では、台風が通過する際に、園内の木を縄で補強しています。
その縄として小松イ草縄が使用されています。
使用される期間はわずかですが、加賀藩3代藩主の前田利常が小松の産業として奨励した小松イ草が、時を越えて、前田家の庭である兼六園を守っています。
金沢城公園 玉泉院丸庭園内の玉泉庵で小松表を使用した畳が使用されています。
玉泉院丸庭園は、寛永11年(1634)、加賀藩三代藩主「前田利常」による作庭を始まりとし、廃藩まで歴代藩主が愛でました。
また兼六園よりも約40年前に作庭された歴史ある庭園です。
週末の夜間はライトアップされた幻想的な姿を楽しむことが出来ます。
また玉泉庵では、抹茶と季節のオリジナル生菓子を楽しむ他、茶会など貸切りで専用利用もできます。